長年住み慣れたまちで自分らしく尊厳ある暮らしができることは全ての人の願いです。
秋田県横手市で「尊厳フォーラムin横手」を開催しました。
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| 平成22年11月7日(日)場所 横手市民会館 第1分科会場シャイニーパレス |
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| ●第1部(10:00〜12:00) |
| 【第1分科会 】 |
「認知症の人を支える地域づくり」
座 長:特別養護老人ホームいきいきの郷施設長 米谷恭一氏
助言者:秋田大学付属病院 医師 菅原純哉氏
発表者:赤平京子氏(湯沢市)、猿渡進平氏(大牟田市)
勝田登志子氏(富山市) |
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第1分科会の話し合いを菅原純哉氏が
認知症の人が安心して地域で暮らし続け
られるよう、地域の人々が互いに支えあう
ことが必要で、そのためには、皆が認知症
を理解し、地域の力を高めて行政や制
度にまかせるばかりでなく、自分たちで
出来ることで支えあうことが望ましいと
纏めました。
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座長の米谷恭一氏が支え合うとは弱い人を
そうでない人が一方的に支えるのではなく、
お互いに出来ることを活かして支え合う
ことであると話し、支えあいの構図をはっき
りさせてくれました。 |
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| 【第2分科会】 |
「みんなでつくるふれあいの居場所」
座 長:さわやか福祉財団 鶴山芳子氏
助言者:横手氏社会福祉事務所長 石山清和氏
発表者:伊藤八重子(大仙市)、高嶋義人(横手市)、荒川陽子(仙台市) |
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鶴山芳子氏が
ふれあいの居場所づくりに
関心のある人が多い事を実感した。
居場所はそれぞれ必要があって出来たし、
大仙市では食育を進めた事で子供達も参
加するようになったりと活発に活動している。
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いろいろな人が沢山集まるようになると
新しい人も参加し、情報も沢山集まり、
その場で問題が解決するケースが多く
なったりするなど、ふれあいの効果が出
てきたと分科会の話し合いを纏めました。
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| 【第3分科会】 |
「ふれあい・支えあいネットワークを目指して 〜夢の設計図〜」
座 長:NPO法人横手ひらかNPOセンター理事長 千田謙蔵氏
助言者:越前フレンズ連絡会 松村芙美子氏
発表者:星川光子(登別市)、脊子光子氏(浜松市)
三枝誠一氏(横手市) |
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*千田謙蔵氏は「ふれあい・支えあいネットワークづくりを目指して」という
フォーラムを、平成20年と21年に開催し、毎回コーデイネートを勤め、
今日は、3年間の活動の締めくくりでのコーデイネイトです。
登別市、浜松氏、横手市の各活動報告を聞きその素晴らしい取り組みに
感動した。横手市においては、3年目のこの時期に、市の主導により
先月「地域福祉ネットワーク推進協議会」の設立会議が開かれ、
ネットワークづくり、ふれあいのマップ、居場所づくりの
3つの目標に向かって行政、民間、NPOなどが新しい行政、
新しい公共の大事業に取り掛かりました。
会議に参加した人は自信と勇気をもって実現するよう頑張って貰って
是非実現させたい!と最期に横手市にエールを送って締めくくりました。
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| ●第2部(13:10〜14:10) |
分科会報告&パネルディスカション
座 長:さわやか福祉財団 安部博堂氏
助言者:厚生労働省 老健局高齢者支援課 中村昭彦氏
パネラー:分科会座長(米谷恭一氏、鶴山芳子氏、千田謙蔵氏)
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各分科会の座長から、分科会の報告後会場から次の一言もあった。
*大牟田市の猿渡氏から、認知症の方と精神障害の方を一緒に
サロンを開いた所、一般の方から一緒にして大丈夫か?と心配の声
があったが、地域住民が仲間として皆が関わっていく中で徐々に皆の
意識が変わっていき、こだわりを乗り越えることが出来た。
要は生活者として困っている事を皆で支え合うことが大事であると発表
されました。
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| ●シンポジウム(14:10〜16:10 |
「尊厳を支える看取りのために」
コーデイネート:公益財団法人 さわやか福祉財団 理事長 堀田力氏
パネラー : 私立横手病院 院長 丹羽誠氏
おぎわら内科診療所 所長 荻原 忠氏
日本赤十字秋田看護大学 准教授 中村順子氏
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| シンポジームのパネリスト左から、丹羽誠氏、荻原忠氏、中村順子氏 |
各分科会の座長から、分科会の報告をして頂きました。司会は安部博堂氏 |
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シンポジウム
堀田力氏からたとえ寝たきりになっても、死の最後の段階に至るまで、
人間らしく、その人らしく尊厳を持って生きられるようにというのが、今や世界
全体の人々の目標(願い)である。時代の先端をいく、この「テーマ」でのフォーラムを
開催する横手市の皆さんに敬意を表しますとの挨拶から始まりました。
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*丹羽誠氏から、
1自己決定 (治療や介護の方法を自分で決める)
2コミュニケーションをとる (自己決定するためには
納得出来るまで情報を得る、自分の希望をきちんと伝える)
3緩和ケア (癌などの痛みは我慢しない、医療者は痛み
を緩和することが患者のQOLの維持に大切と考える)と、
在宅介護における3つのポイントを話されました。
*荻原忠氏は自身の診療所で、在宅介護の医療面を担い、
自宅での看取りを行っています。
患者さんとご家族、医療関係者との情報の共有が
欠かせない、共有することによって、より良い在宅介護ができる。
医師である自身も含めて、看取りの時期に入った患者さんを
病院にとどめておかず、家庭や地域にお返しして、
患者さんやご家族が望む在宅で看取れるようにするのが
責務であると話されました。
*中村順子氏は33年前に訪問看護の道に入り、数多くの出会い
があった事、その経験から、訪問看護は医療を生活
になじませることで、自分らしく尊厳ある暮ららしが保たれる。
その実現には訪問看護ステーションが沢山あって、どこのどのお医
者さんでも主治医になれるようにすることが必要ですと話されました。
*堀田力氏が、患者さんの立場から、最期の見取りの時期なると、
誰でも死ぬ事を恐れ、不安になります。そのときに枕元で手をしっかり
握り、肌のむくもりを通してあなたを皆で支えていますよ、
あなたの人生はとても素晴らしかったね、
あなたの残されたものはしっかり守っていきますよ
とメッセージを送り続けてあげることが、静かに安心して
死に向かっていける力になるのです。
このときに大事なのはご家族、友人、隣人なのです。
ご家族のいない人でも安心して過ごせるよう平成24年から、24時間体制の介護・
看護が実現できるよう介護保険制度の見直しをしているところです。
横手市を安心して暮らせる地域にするよう、医療・介護・訪問看護を
増やして素晴らしい地域にするよう期待いたします。と締めくくりました。
会場から在宅介護に必要な患者さんの情報について、個人情報保護法が
ネックになっている部分があるがどのように扱えばよいかと言う意見があり、
法律の専門家である堀田氏から、患者さんに関わる関係者にとって必要な
情報に個人情報保護法は全く関係ありません。
必要な情報は関係者間でしっかり伝え合えるようにしなければなりませんと、
力強い助言を頂きました。
素晴らしいフォーラムが467名の聴衆を魅了して終了しました。
皆様のご協力有難うございました。
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↓平成22年11月22日(月)秋田魁新報に「尊厳フォーラムin横手」について
千田謙蔵氏が投稿されましたので転載いたしました。 |
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