団体名:チャイルドラインあきた

相談を受けるイメージ

養成講座の様子


 チャイルドラインとは、全国で展開される18歳以下の子どものための悩みや困り事などを聞く電話相談窓口です。秋田県では「チャイルドラインあきた」が担当し、別の団体から業務を引き継ぐ形で2012年から10名のメンバーで活動をスタートしました。活動内容を大きく3つに分けると、(1)電話を受けること。(2)子どもからの電話を受ける「受け手」養成講座の実施。(3)カードを子どもに届けること。名刺サイズのカードには、チャイルドラインの電話番号のほか、「困っているとき、悩んでいるとき、嬉しいとき、なんとなく誰かと話したいとき、かけてみてください」などのメッセージが書かれており、県内の小中高、特別支援学校に送られます。

 受け手となるためには、2ヶ月間にわたる「受け手ボランティア養成講座」の後、さらに研修期間を経ることが必要です。養成講座では受け手となるために大事なこと、現代の子どもたちが抱える問題などを学び、実際の対応を想定したロールプレイも行います。子ども自身が持つ力を信じて、子どもに寄り添い、傾聴し、決して否定しないという姿勢なので、アドバイスはしませんが相談内容によっては情報提供や提案をすることもあります。
 寄せられる相談は、ネガティブな話題だけでなく、嬉しかったことや、雑談もあるそうです。また、新型コロナウィルス感染症の影響下で新たに生まれた問題もあり、久しぶりの対面授業だけれど学校に行きづらい、給食中はおしゃべりができず寂しい、という相談も寄せられるとのことでした。

 全国では電話だけではなくオンラインチャットを取り入れつつあり、チャイルドラインあきたでも対応をするべく準備を進めています。やりがいを感じるときについて伺ったところ『電話の最後に「誰にも話せないことを話せて良かった」、「聞いてくれてありがとう」というような声を貰ったときです』とメンバーは語ってくれました。

年次報告書とカード