県外出身者の会
団体名:県外出身者の会
県外出身者でのワークショップ |
フィールドワークの様子 |
月に一回定例会を開催 |
7月の交流会に参加した皆さん |
「県外出身者の会」ができたのは平成30年度の県の協働推進事業がきっかけでした。当初は異業種交流ネットワークによる実践の場の提供という主旨で企画され、秋田県南NPOセンター主導で2019年11月から12月にかけて「県外出身者ぶっちゃけトーク交流会」が3回開催されました。その時の参加者が主体となって「県外出身者の会」が設立され、現在も活動を継続しています。県外出身者を対象に、秋田での生活の不安や疑問、発見を共有することを目的とし、メンバーの自主性を重視して、縛りの無いゆるい関係性を大切にして運営しています。
仕事や結婚等で県外から横手に移住し暮らしている人のコミュニティとして原則月一回の定例会を開催しており、年に数回、横手の魅力を体験しながら、県外者目線の率直な意見収集を兼ねてフィールドワークも行っています。フィールドワークでは、史跡見学、雪国の暮らし用具体験、モニター観光などを行っており、新しい人の参加のきっかけ作りと会員同士の交流を兼ね、飲食を伴う交流会も不定期で実施しています。メンバーとしては、会社員、主婦、保険会社の支店長、介護職員、歯科衛生士、IT事業主、地域おこし協力隊メンバー、若手市議に加え、地元出身のサポーターが数名参加しています。
令和4年7月には「秋田県外出身者BBQ交流会」を開催しました。2年間コロナ禍で自粛してきたコミュニティメンバーの拡大を兼ね、広く呼びかけを行い、新規の方や地域おこし協力隊からも参加を得ることができました。他にも、このような活動に興味があるという地元の方の参加があり、これからも交流と地域サポートなど、活動の幅が広がっていくことが期待されます。