ケイロウくらぶ
団体名:ケイロウくらぶ(代表 奥寺(おくでら) 雅善(まさよし))
ケイロウくらぶは、高齢者の健康増進と、被介護者および介護者の負担軽減を目的に、講座を中心とした活動を展開するために2021年に設立しました。
高齢化社会が進み介護を要する人が増えてきていますが、その原因の中で、要支援の約1/3(32.1%)、要介護の約1/6(16.7%)が運動器の疾患や骨折・転倒によるものと代表の奥寺さん。
「運動器の疾患は早期から適切な対策をとれば要介護、寝たきりを予防でき、医療費抑制、被介護者および介護者の負担軽減をもたらす。要介護、寝たきりを予防するためには早期に運動器の衰え、病気に気づくことが大切と思われますので、講座を立ち上げる事とした。」と奥寺さんは話します。
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「心のフレイル予防講座」のようす
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令和4年度は秋田県共同募金会「地域に密着した多様な生活支援活動を応援」助成金を活用し、「心のフレイル(*)予防講座」を行いました。
講座には、コロナ禍で外出機会の減った一人暮らしの高齢者が多く参加しました。外出の機会・人と話す・人と触れ合うことになり、体だけでなく脳にも刺激を与え「心のフレイル予防」につながります。
「家でも教わった簡単な運動やツボ押しを実践している。健康のため他の事も教えてほしい」「今後もぜひ行って欲しい」と、多くの参加者から継続希望の声があがりました。
「参加者同士が知り合いになり、交流の場、情報交換の場として役立てるように工夫していきたい。活動は地元マスコミにも取り上げられ、関心の高さがうかがえた。長期に開催継続できるよう、参加者からのアンケートを参考にし、内容をより充実させていく。」と奥寺さん。
今後、色々な専門知識のある方々を講師に迎え、参加者にも手伝っていただきながら、協力・連携しながら、地域の方々に喜ばれ参加しやすい講座を目指していきます。
(*)フレイルとは
心と体の働きが弱くなってきた状態をフレイル(虚弱)と呼びます。いわゆる、健康と要介護の中間。心と体の様々な部分が弱くなること(認知機能や運動機能の衰え)
お問合せ先
電話・0186-59-7861
FAX ・0186-59-7862
住所 大館市字中町5(旧正札竹村新館B棟1階)