特定非営利活動法人 森吉山四季美湖
団体名:特定非営利活動法人 森吉山四季美湖(理事長:米澤 訓さん)
イワナの放流による環境整備と交流活動 |
四季美湖周辺の草刈りのようす |
四季美湖の全景 |
森吉山四季美湖は、森吉山ダム様田地区広場に桜等を植樹することで市民の癒しの広場を建設し、また登山者の安全のために登山道を整備することをもって、森吉山を中心に据えた地域観光事業の促進及び地域環境の保護に寄与することを目的として2020年(令和2年)4月に設立しました。
ダム湖周辺を全国から人が集う憩いの場にしようと、2011年(平成23年)から任意団体「四季美湖を守る会」として環境美化プロジェクトを立ち上げ、草刈りや約400本(現在450本)のヤマザクラ植樹や害虫などのを除去する管理など、その環境整備に取り組み、市民の憩いの場をつくってきました。
法人として認証を受けた年は、新型コロナウイルスの感染拡大がはじまり、ダム湖にて行われている花見や四季美湖祭りなどが中止となりました。
「ボランティアを多数動員する草刈り・環境整備活動はできなかったが、湖畔公園の草刈りをはじめ、できる限り様々な活動をしてきた」と理事長の米澤さんは言います。
令和4年度からはこめつが山荘の管理委託を受け、登山者の活性化のため、さらなる環境整備につとめてきています。
「今後は、四季美湖も含めた国立・国定公園化に向け、具体的な拡張地域の案を要望書にて他の法人との連名にて提出するなど、様々な受け入れ態勢を整えていきたいと考えています」と米澤さん。
四季美湖の湖面を活用した取り組みとして、SUP(※)で若い人たちが楽しめるような場を確立し、より一層の憩いの場への取り組みも図っていきたいとのことです。
※SUP(サップ)とはStand Up Paddleboard(スタンドアップパドルボード)の略称。ボードの上に立ち、一本のパドルで左右を交互に漕いで、水面を進んでいくウォータースポーツの一つ。