NPO法人 eナビステーションりあん

団体名:NPO法人 eナビステーションりあん(代表:越後 康一さん)

様々なセミナーを企画

eスポーツをする小学生ら

ギター教室

傾聴サロン

eナビステーションりあん(りあんはフランス語で絆)は、地元に住んでいる高齢者(親世帯)並びに遠隔地に住んでいる親族(子世帯)に対し、家族ごとに抱える生活上の問題点を整理し、解決するための総合窓口を設置しています。

専門家や自治体と連携しながら継続的にサポートを行うトータルライフケアに関する事業を行い、能代市及びその周辺地域の振興と活性化を図り、日々活動しています。

りあんの活動内容は大きく二つに分かれ、一つ目は能代市からの委託事業「市民プラザ運営事業」で、市民の憩いの広場としての多世代コミュニケーションを目的に施運営し、移住定住体験ツアー並びにサロンも開催しています。

二つ目は自主事業で、家族ごとに抱える問題点である、空き家相談・身元保証相談・見守り相談・死後事務相談の窓口の設置です。多岐にわたるため、内容により専門家のご紹介、法人として解決できるよう、コンシェルジュとして対応しています。

「最近、空き家相談の中でも最初に抱える、空き家の掃除や草刈並びに雪かきが増えています」と理事長の越後さん。

実家住まいの親世帯(高齢者)の施設入所や病院入院に伴い、遠隔地の子世帯がなかなか帰省できない状況下で、空き家の掃除・点検、庭の草刈、冬期間の雪かきの相談が多く寄せられ、契約を交わし管理作業を行っています。

「少子高齢化による家族問題は、年々複雑化しており、それに伴い地域では担い手が不足している状況です」と越後さんは言います。

りあんはB型就労施設(知的障害者施設)と業務提携し、施設責任者の管理の下、お家を管理し、作業後は点検シートと一緒に作業時の写真を添付し、メールまたは書類にて郵送しているそうです。

「いずれ相談しなくてはと考え、後になればなるほど、高齢者の認知度などにより、後見人が必要なケースもでてきて、解決が困難になってきます」と越後さん。

空き家対策は、不動産問題よりも福祉的観点から対応せざるをえないケースが多く、将来利活用または解体を考えるにしても、まずは相談をお寄せいただき、早めの情報共有が大切と言います。


○お問合せ先
TEL:0185-74-7751(代表)
FAX:0185-74-7750
Email:office @ npo-lien.org
○主たる事務所の所在地
秋田県能代市清助町2番11号
○ホームページ
https://npo-lien.org/

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