特定非営利活動法人NAOのたまご

団体名:特定非営利活動法人NAOのたまご 代表 佐々百合子さん、理事 磯崎京子さん

演奏中の様子

音楽に合わせて踊ることもあります

「親の日」チラシ

秋田駅周辺で開催した「まち歩き」

特定非営利活動法人NAOのたまごは、「障がいがあっても、家族みんなが、それぞれ望む自分の人生を大切にして、地域の中で生活したい!」をミッションとして、コンサートやイベント開催などの活動をしている団体です。
代表の佐々さんは2014年に重い障がいを持った第二子を出産、亡くなるまでの2年3ヶ月間を過ごした経験が、事業内容の方針に大きな影響を与えました。2015年から毎年開催する「じゃないコンサート」も、自身が障がい児を連れて参加したい、こんなイベントがあってもいいのにと感じたものです。
通常のコンサートでは入場制限のかかってしまう乳幼児、未就学児、障がいのある人の来場を受け入れ、じっと座り続けられない、歩き回ってしまうような子どもも、本格的な演奏を一緒に楽しめる会場づくりを目指しています。3回目まではバリアフリーコンサートという名称でしたが、通常のコンサートじゃない、慰問などの演奏会じゃない、障がい者の音楽会じゃない、などの、複数の「じゃない」方針から名付けられました。配慮の必要がある参加者に対応するため、開催日当日は会員や看護師、学生ボランティアを含む多数のスタッフで出迎えます。
その他にも、障がいのある子どもを預かり、家族がゆっくりと過ごせる「親の日」というイベントの開催。健常者も車椅子に載って、車椅子ユーザーからの目線で気づきを得たり、意見などを共有したりする「まち歩き」なども開催しています。
代表理事の佐々さんは、「8回目となったコンサートでは、理事などからの言葉を紡いで作ったテーマ曲がお披露目できました。健常者も障がい者も一緒に過ごせる心のバリアフリーを広げていきたいです」と話してくれました。

 

ホームページ
https://naonotamago.wixsite.com/home/
Facebook
https://www.facebook.com/nao.barrierfree

 

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