あきた十文字映画祭実行委員会
団体名:あきた十文字映画祭実行委員会(代表 小川孝行さん)
十文字文化センターで開催した頃の看板 |
第31回ゲストとスタッフ |
第31回開催時の様子 |
第31回「せかいのおきく」上映時のゲストトーク |
横手市十文字町で開催される「あきた十文字映画祭」は、映画をスクリーンで見る機会の創出と映画を通した交流を図ることを目的に、1991年から地元の映画愛好家でつくる実行委員会主催によって開催されています。当初は有志数人による手作りの映画祭でしたが、現在はその精神を受け継ぎながら、映画の選定や協賛の依頼、印刷物の作成等を地元の実行委員が行っています。今では全国各地の映画ファンが訪れる映画祭に成長し、毎年2月に若手監督の作品や邦画の話題作等を中心とした上映会が行われています。また、当日は映画関係者等との交流もあり、招待ゲストとの交渉も実行委員が熱意をもって行っています。「ゲストの方へはリラックスして楽しんでもらえるような対応を心掛けている。関係者の間では、作品に対する理解や居心地の良さが伝わっており、十文字映画祭に参加したいと言ってくれる方も多く、このつながりは大事にしていきたい」と実行委員会事務局の吉村美貴子さん。普段顔を合わせられない映画関係者同士の交流の場にもなっていると言います。
2020年と2021年は長年会場として使用していた市内の十文字文化センターが閉館したことや、コロナ禍への考慮で開催を休止しましたが、2023年には新たに十文字地区交流センターを会場として映画祭を再開しました。会場の変更により収容数や上映環境は変わりましたが、遮光のための暗幕の工夫等が行われ、ボランティアスタッフを含む約50人が当日の設営等の運営に当たりました。31回目となる2024年は2月3日、4日の二日間開催され、延べ700人の来場者がありました。「県内外の遠方各地から毎年訪れてくださるファンや、面白かったので来年もまた見に来たいという地元の方の為にも、生誕の地十文字での上映をこれからも続けていきたい」と吉村さんは言います。
(お問合せ先)
あきた十文字映画祭実行委員会事務局
電話:080-8182-3501
HP: http://akita-jcf.sakura.ne.jp/