保呂羽地区自治会

団体名:保呂羽地区自治会(会長 守屋裕一さん)

雪下ろし活動

助成金贈呈式

地元のバンドによる歌と演奏

地元マジシャンによる手品

 横手市大森町保呂羽地域は横手市の西端に位置し、17集落、199世帯、人口483人が暮らす山間地域です。ここ10年間で、地域内人口が200人以上減少し、地域全体の高齢化率が62.0%まで上昇したこともあり、様々な生活課題が顕著になっています。住民の多くが危機感を共有して、横手市内で最初に、共助組織が設立された地域でもあり、共助の精神が自慢の地域となっています。昔から伝わる「結い」の精神で、保呂羽地区の有志により自分たちの地域は自分たちで守るという基本理念の元に平成24年に保呂羽地区自治会を共助組織として設立。これまでの主な活動は、平成24年から雪よせ、雪下ろしを実施、平成28年度より買い物支援、集いの場づくりにも取り組んできました。令和元年からは女性を中心に山菜部会を発足し、山菜等を首都圏のスーパーに出荷するなど、秋田県のGB(じっちゃん・ばっちゃん)ビジネスにも取り組んでいます。

 令和5年度は大和証券福祉財団の助成金に採択され、贈呈式も行われました。6年2月21日には助成金を活用した第1回目のお楽しみサロンが開催され、スタッフを含めた60人が参加しました。今回は地域の支援員が料理の腕を振るい、地域の食材を活用したカレーライスなどの料理を提供しました(食事代は300円徴収)。久しぶりに顔を合わせる方々との話に花を咲かせた後は地域のバンド「グリーングラス」による歌と演奏、そして地元のアマチュアマジシャンによる手品が披露されました。
 「今後は支えられる側ばかりでなく、支える側も同様に生きがいを感じながら、安全安心に過ごす事ができるような地域力の向上を図っていきたい」と守屋会長、これからもみんながみんなを支える地域づくり活動に力が入ります。

「保呂羽地区自治会」について
 ■設立: 平成24年9月24日 ■人数:36名 ■事務局:横手市大森町八沢木字前田33-2  ほろわ地区交流センター内

 

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