かもあおさ笑楽校(しょうがっこう)
団体名:かもあおさ笑楽校(しょうがっこう)(事務局長:土井敏秀)
加茂青砂小学校の旧校舎 |
ソーセージ作り体験会 |
耕作放棄地で「境界なき土起こし団」が耕す様子 |
男鹿半島西海岸にある加茂青砂集落には、2001年3月に廃校となった木造二階建ての加茂青砂小学校の旧校舎があります。廃校の翌年に元父母会・住民が主体となり、体験教室を開催したことが「かもあおさ笑楽校」の始まりです。
2011年から活動が活発化し、旧校舎を中心に5月~10月の間に地元のかあさんたちが講師となったアケビツルの工芸品作り、手作りソーセージや笑いヨガなど19種類の体験教室が開催されました。体験教室の期間中にはJR秋田駅からの「かもあおさ笑楽校行きバス」が秋田県観光連盟により週に2回運行されるほど大盛況でした。
コロナ禍が明けた2023年には、男鹿市出身のシンガーソングライターによる集落の応援歌「加茂の青砂でダダダコわっしょい」が作られ、同年8月に開催した音楽イベントでのお披露目の際には、参加者みんなで踊りました。
今後はみんなの土地をみんなで耕すという想いを込めた「境界なき土起こし団」という、耕作放棄地の活用に力を入れていきます。2024年10月13日(日)、14日(月)には収穫祭として、地元で採れた野菜や海の幸を楽しむ一泊二日のイベントを企画しています。
「会社員として働いていたころ、引退後は海のそばで暮らしたいと考えていました。加茂青砂に移住して自給自足に近い生活にチャレンジするうちに、この集落のことを後の世にも伝えたいと思うようになりました」と事務局長の土井さんは話してくれました。
メール:doikamo@js6.so-net.ne.jp
かもあおさ笑楽校 附属図書館
https://kamoaosa.wixsite.com/kmas