この指と~まれ

団体名:この指と~まれ(代表 豊村 聡さん)

餅つき体験

工作を楽しむ様子

紙芝居の様子

輪投げにチャレンジ


 昔遊び体験ボランティア「この指と~まれ」は、子ども達の遊びの原点を振り返り、様々な遊びを次世代に伝えるために北秋田市で活動しているグループです。地元の子どもたちに、昔ながらの遊びを体験するイベントなどを積極的に行っています。
 昔遊びは、けん玉やお手玉、竹馬、おはじきといった日本の伝統的な遊びを中心に展開されています。これらの遊びは、単に楽しいだけでなく、身体を使った運動や知恵を必要とするものが多く、子どもたちにとって貴重な学びの場ともなっています。また、昔遊びは現代のデジタル社会ではなかなか得られない、自然との触れ合いや、人と人との会話や交流が育むきっかけにもなります。
 団体のメンバーは、幅広い経験を持った方々で構成されています。長年の経験と知識を活かして子どもたちに遊び方を教えたり、遊びを通じて子ども同士や親子のコミュニケーション促進に繋げています。
 また地元の幼児施設との連携や、助成金を活用した独自の体験イベント等を積極的に行っています。今年で25回目となる冬のイベント「白い風と遊ぼう」は子ども達にも大人気で、昨冬も北秋田市内の幼稚園・保育園など10園・施設で雪だるまコンテストを実施。子ども達が色とりどりの大きな雪だるまを作りました。
 今年はあきたスギッチファンド採択事業として、市内12の児童館での「昔遊び出前講座」を実施しています。北秋田市民生委員児童部会から児童館での開催のお話を頂いたことがきっかけとなり、この夏休みは多くの子ども達に楽しんでもらいました。

「この指と~まれ」の活動は、豊かな人間関係を築くことを目指し、地域に根ざした昔遊びを通じて、単なる遊びの提供にとどまらず、人と人とのコミュニケーションを大切にしています。世代を超えた交流と地域コミュニティの結束につながるようこれからも活動します。

問い合わせ先:080-1835-4504(村岡典子)

 

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