鳥海山麓自然学校
団体名:鳥海山麓自然学校 (代表 早川 恵さん)
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森の散策の様子 |
ブナの実を炒ってみました |
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森の中のハンモックを楽しむこどもたち |
鳥海山の麓には豊かな自然が広がっています。「鳥海山麓自然学校」では、地元の山を地域の人たちと活用しながら守りたいと4年前にこの団体を立ち上げ、実り豊かな秋の森で遊んだり、雪の積もった冬の森をスノーシューを履いて散策したりと季節ごとのさまざまなアクティビティを提供しています。
【地域の良さを伝えたい】
代表の早川さんは、鳥海山・飛島ジオパーク認定ガイドや自然観察指導員としても活動しています。「地域には『遊ぶところがない』と言われることがあるが、大人もこどもも楽しめる場所はたくさんある。こどもたちには進学や就職などで県外に行く前に、自分たちの住んでいるところの良さを知ってもらいたい」と体験を通して鳥海山麓の魅力を伝えています。
【五感で感じる自然体験】
秋晴れの続いた10月12日(土)~14日(月)は由利本荘市猿倉地区のブナ林で「鳥海山麓こども自然学校」と題した自然体験会が開催されました。取材にうかがった13日は由利本荘市やにかほ市内の小学生や親子など12名が参加しました。
最初に森の中に自分たちでテントを設営。そこを拠点に自然観察や野外クッキングなどを楽しみました。この日の参加者はリピーターも多く、こどもたちは慣れた様子で木登りをしたり、木々の中を駆け回りカエルやトカゲを捕まえたりしました。
その後、みんなで秋の森の散策に出かけ、ミヤマカタバミの葉で10円玉を磨いたり、落ちていたブナの実を拾って食べたりと自然の恵みを満喫。両親と兄の家族4人で参加した女の子は、木に吊るされたハンモックで揺られながら「ここにずっといたい。ここで暮らしたい」と笑顔を見せていました。
【地域の自然や文化、地域資源の活用】
同団体では地球環境基金の助成金を受け、今年度から3年間にわたり「鳥海山東麓山村域におけるアカショウビンの棲むブナの森ビオトープの保全再生事業」に取り組んでいます。山形大学による調査・研究および湿地の周辺を整備し、「自然環境の保全」「観光・地域振興」「環境教育の場」としての活用を目指しています。
「この地域は湧水や伏流水など鳥海山の豊かな水があり、水力発電や地元に伝わる文化・知恵がたくさんある。そのことを伝え残していきたい。そのために環境教育のツアーを実施したり、地域の人たちと協力して地域資源を活かした事業やなりわいを創出したりできる人材も育成したい」と早川さんらは活動を続けています。
[連絡先] E-mail:kokomade222●gmail.com
※ 上記のE-Mailアドレスにメールを送る際には「●」の部分を「@」にしてください
※本記事は『県央情報誌(かだれ)令和6年11月号 特集「地域資源を活かす」』に掲載されたものです



