御坂町共助組織

団体名:御坂町共助組織(代表 斎藤善男 さん)

①『地域の見守り』の使命も果たす除雪作業

②「子どもも助ける側になれる」と伝えた防災訓練

「たかが除雪、されど除雪」
地域の除雪活動をはじめとして、夏場は草刈り、さらには住民個別のニーズに応える活動を行っているのが『御坂町共助組織』です。
2015年に県の補助事業を活用して活動を開始し、
高齢者宅や落雪による危険箇所、作業が行き届かない場所の除雪を行いうなど、およそ10年間、地域に貢献してきました。
冒頭の言葉を話してくれたのは、メンバーである越前貞久さん。
御坂町の町内会長も務める越前さんは、「除雪という作業を通して、地域の高齢者や弱者の安否確認をしている。」と話します。
除雪という作業を、『コミュニケーションを通じた地域全体の見守り』に結び付けるダイナミックさが活動の特徴です。

【除雪から防災へ】
2015年に除雪事業を開始してから、活動の幅は広がり続けています。
2017年には『地域応援プラン』に採択され、補助金を使って防災共助事業も開始しました。
防災備品や除雪機を格納する場所として、町内広場にプレハブを設置。
大型テントやリヤカー、発電機といった防災時の備えとなるアイテムをそろえています。
「防災施設を整えることは、町内の人へのプレゼンテーションにもなる。『一人も置き去りにしない』『困りごとがあったら頼ってほしい』というメッセージを届けたい」と、越前さんは話します。
地域の小学校との連携で、子ども達との防災訓練を実施した際は、「子どもは助けられる側だけではなく、助ける側にも回れる」というメッセージを伝えました。

【若い人を巻き込んでさらなる事業を】
多忙からか、若者の参加が少ないことを現状の課題として挙げる越前さん。
「今後は若者も巻き込んで、さらに活発な活動にしていきたい。」と話します。
一方で、町内に転勤してきた若者や女子高生が活動に参加するといった嬉しい話題もあったそうです。
除雪から始まった御坂町共助組織。
次の目標である『地域防災計画の作成』に向けて、地域のための活動を続けていきます。

 

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