地域交通を考える~安心して暮らし続けるために~(由利本荘市)
団体名:地域交通を考える~安心して暮らし続けるために~(由利本荘市)
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石沢地区「乗り[逢い]交通」運行開始式の様子 |
利用者の様子。きめ細やかな支援が喜ばれています |
車の免許を持たない高齢者や免許返納者が地域で安心して暮らし続けるためには、通院や買い物など日常生活を支える移動手段の確保が求められます。人口減少や新型コロナウィルス感染症拡大の影響による利 用者の減少、運転手不足など公共交通を取り巻く状況が厳しさを増す中 で、各地では地域住民による移動支援など、さまざまな取り組みが行わ れています。
県内一の面積で秋田県の約10%を占める由利本荘市では、令和2年から地域住民の移動支援として「乗り [逢い] 交通」 事業に取り組んでいます。現在、市内4地区 (小菅野、 石脇、 石沢、西沢)で実施されており、地域住民がボランティア (互助) で病院やスーパー、地域のサロンなどへ送迎しています。地区によっては互助による運行のほか、乗合によるタクシー利用を行っており、対話会や利用者の声に応じて実用的なルートやシステムに変更するなど柔軟な対応で使いやすい方法を模索しながら運行しています。また病院から運賃の補助が受けられたり、企業から車両が無償貸与されている地区もあります。同市では、住民たちの意向を聞きながら、 移動支援の取り組 みを希望する地区と話合いを続けています。
そのほか、県内では三種町で住民共助組織等と連携して運行している「ふれあいバス」「巡 回バス」や横手市狙半内地区で共助運営体による自家用有償旅客運送によるミニバンの運 行などがあります。
移動支援には、いろいろな方法がありますが、私たち一人ひとりが主体的に関わり、それ ぞれの地域の事情に合った方法により誰もが安心して暮らし続けられるしくみが待たれます。
※本記事は『県央情報誌(かだれ)令和6年7月号 NPOトピックス』に掲載されたものです


