明徳館古文書解読研究会
団体名:明徳館古文書解読研究会
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左から完成した冊子、古文書辞典、くずし字辞典 |
現在解読中の原文と翻刻された文 |
明徳館古文書解読研究会は昭和60年から中央図書館明徳館にて、古文書を現代の活字に置き換える「翻刻(ほんこく)」と、解読・研究を行う団体です。
古文書の解読は、グループに分かれて予習し、その後、読み上げます。古文書辞典やくずし字辞典などを活用し、現代とは意味が異なる言葉や字についても丁寧に調べながら読み進めます。菊池保男先生を講師にお迎えして、難解文字や文面内容の解読にご指導を頂いています。
今取り組んでいるのは「那波家文書」です。那波家は御用町人として「酒造方」「絹方」「銅山方」等、幅広く藩政時代の秋田を経済面で支えた商人です。当会で解読している「酒造方日記」は県南・県北へと年2回の廻在(巡回調査)によって、酒屋の酒造状態を確認し、酒役銀(酒造税金)の徴収に深く関わる仕事を担った公的記録です。記録の中には、秋田城が火災に遭遇し、三の丸仮御殿(渋江家老宅・現ミルハス地)に退避したことが記されており、時代の様子を垣間見る事もできます。
「江戸時代は大昔のことのようでも、調べていくうちに現代とつながっていると感じられた瞬間が楽しいです。また、デジタルデータに書き起こしが完了した古文書が多くあり、これを広く県民の方々に講読できるようにと、当会では冊子発行を心掛けています。昨年は第3冊目「古文書解読シリーズ(三)那波家蔵文書 酒造方日記 明和六~九年」を発行しました。今後シリーズ(四)~(五)の発行を目指していますが、印刷費用がなく、公益性が限定的なため助成金も利用できず、歯がゆい状況です」と副会長の細部さんは話します。
古文書解読は難しいものですが、過去を知り、先人たちの苦難の息吹を感じる貴重な時間となります。興味を持たれた方はぜひお問い合わせくださいとのことでした。
活動日 毎月第2、4水曜日:午前10時から正午まで 現在会員20名
お問い合わせ 会長 布川剛 TEL018-863-7383


