Pour Bébé(プール・ベベ)

団体名:Pour Bébé(プール・ベベ) 代表 作左部 紀子さん

幼児食講座の様子。外国出身の方も日本人も一緒に学びます

パパクッキング後には、作った食事を食べさせながら、みんなで交流します

Pour Bébéは、出産や育児の不安など、孤独を抱えがちな子育て世代が安心して子育てできるようにサポートしているボランティア団体です。2021年6月に設立。団体名はフランス語で「赤ちゃんのために」という意味です。

【団体設立のきっかけ】
事務局長の小野友佳里さんは、2人のこどもがいます。県外出身のため、出産当時は頼れる人も少なく、孤独を感じながらの子育てだったといいます。また幼少期、父親の仕事の関係で海外に住んでいた時に、自身の母親が慣れない外国での子育てに苦労している様子を間近で見ていました。そのような経験から、県内に住む外国出身の方も日本人と一緒に子育てについて学んだり、交流したりできるような場をつくりたいと産後ケア施設を運営している代表の作左部さんらと団体を立ち上げました。

【子育ては世界共通のテーマ】
Pour Bébéでは、さまざまな子育て支援講座を開催しています。プレママ・プレパパ向けの出産準備クラスや離乳食・幼児食のアドバイス、入園準備や母親の仕事復帰に関するもののほか、父親が主体的に育児に参加できるようパートナーシップを学ぶ講座や離乳食・幼児食のパパクッキングなどがあります。
メンバーには、看護師や栄養士、助産師など専門職がおり、相談に対応しています。日本語の理解が難しい外国出身の方にはイヤホンガイドで通訳し、各言語に翻訳したテキストを準備するなど、言葉がわからないことで取り残されないように工夫をしています。
小野さんは「国によって離乳食を始めるタイミングや食材の違いはありますが、子育ての悩みは共通。講座後の交流タイムでは、参加者同士が悩みを共有しながら、こどもの成長を共に喜び合い、お互いに学ぶことも多いです。多文化共生という言葉は堅苦しいですが、同じ地域で子育てをする仲間として、秋田で子育てをしている外国出身の方を身近に感じてもらえれば」と話します。
日本での子育てに苦労した経験からメンバーとして活動している外国出身者もいます。また聖園学園短期大学の協力により保育科の学生たちが託児に参加しており、外国出身の親やこどもたちの対応を学ぶ貴重な機会となっています。


【連絡先】
Pour Bébé E-mail pour.bebe.akita●gmail.com
※ 上記のE-Mailアドレスにメールを送る際には「●」の部分を「@」にしてください

県央情報誌(かだれ)令和7年11月号にて掲載した記事です。

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